企画展《長井の心 詩と風景》
長井市で生まれ育った彫刻家・長沼孝三は、自筆の『長井の心』と題された文章の中で、橋の上から見る長井の風景を『世界の宝』であるとして讃えています。一方で、西山と東山に囲まれ、その間を最上川が流れる長井の地形は、十八世紀に李氏朝鮮の地理書『択里志』で記述された『楽土』の条件を満たしており、人間形成にとって理想的な環境であると言われています。そのような風土のもとで生まれた作品を通じて、今も長井の人々の中に息づく『長井の心』について考えます。
出品作家:奥山明甫、蒲生直英、菊地隆知、金 裕赫、佐藤柊坡、渋谷円吉、島貫 洋、菅原白龍、孫田秀春、大道寺吉次、内藤潤三、長沼孝三
期 間|2021年9月1日(水)~10 月31日(日)
休館日|月曜日(祝日の場合は翌日休館)、月末日(10月31日は開館)
会 場|丸大扇屋内蔵・新蔵
時 間|10:00~17:00(入場は16:30まで)
料 金|無料
主 催|一般財団法人 文教の杜ながい