ここにある風景~長井の重要文化的景観を知る展覧会~
長井市は、町場を巡る河川や水路、また最上川舟運による流通や往来など、水との密接な暮らしによる景観形成が評価され、2018年「最上川流域における長井の町場景観」として『風景の国宝』とも言われる国の重要文化的景観に選定されました。本展では、その重要な構成要素でもある丸大扇屋を会場に、長井の景観や取り組みと併せて、山形県では長井市に先駆けて選定された大江町左沢の事例を紹介します。そうして今ここにある風景を改めて見直し、長井のこれからを考えます。
期 間|2021年11月3日(水)~28日(日)
休館日|月曜日
会 場|丸大扇屋蔵座敷・新座敷
時 間|10:00~17:00(入場は16:30まで)
料 金|無料
主 催|一般財団法人 文教の杜ながい
長井市では、市内にある多くの建築物が重要文化的景観の構成要素として登録されています。今回はその一つである旧西置賜郡役所『小桜館』をイメージした建築模型(白模型)を製作し、文化財をより身近に感じる体験会を開催します。
11月23日(火曜日・文化の日)
10:00~12:00
費用:500円
定員:10名(先着順)
会場:小桜館
※用意されたパーツを組み立てる入門的な内容です。
※特殊な刃物を使用するので、小学生以下は保護者の同伴をお願いします。
講師:工藤 裕太 さん
1987年埼玉県生まれ。2018年より長井市に移住し地域おこし協力隊隊員に着任。2021年より重要文化的景観コーディネーターとして活動中。二級建築士、既存住宅状況調査技術者、古民家鑑定士一級。