丸大扇屋で生まれ育った彫刻家・長沼孝三は、生涯にわたりカメラを愛好し多くの写真を残しています。本展では何気ない日常を写したものや彫塑制作の過程記録、取材資料写真など幅広く扱いながら、丸大扇屋の民具や彫刻の小作品を並置することで、作家の人物像や創作の秘密を探ります。