私たちは、長井の歴史、芸術、風土、そして人々の営みに深く根ざしながら、市内外の多様な人々との出会いや協働を通じて地域文化を共にはぐくみ、「長井の心」を未来へつなぐ創造的なまちづくりを実践します。
長井市の重要文化的景観を構成する文化財を活かしながら、地域の協力を得て事業を展開し、歴史や芸術文化を土台とした交流の機会を育み、地域の魅力と活力を高めていく事業。
【事業例】丸大扇屋Reboot、小桜館アートナイト
長沼孝三の作品や「長井の心」を土台に、芸術文化を通じて人々の交流や現代的視点からの郷土の再発見を促し、創造的な地域社会を育むとともに、新たな交流の循環を生み出す事業。
【事業例】長沼孝三彫塑館収蔵作品展、現代作家が見た長井(AIR成果展)、時代を超えた芸術交流展
1986年 1月 文教の杜整備構想策定委員会発足
1987年 1月 文教の杜整備構想策定委員会答申
1988年 2月 長井市に丸大扇屋の土地・建物を寄贈
1991年 2月 文教の杜基本構想策定
1991年 7月 丸大扇屋の建物を市指定文化財に指定
1992年 5月 長沼孝三彫塑館上棟
1993年 2月 財団法人文教の杜ながい設立
1995年 7月 丸大扇屋資料館として公開
2003年 5月 丸大扇屋の建物が県指定文化財に認定
2003年 10月 旧西置賜郡役所の改修工事に着手
2005年 3月 旧西置賜郡役所の愛称「小桜館」に決定
2013年 4月 一般財団法人文教の杜ながいに移行
長井市は、豊かな自然環境とともに育まれた歴史ある町です。江戸時代初期に開発された最上川舟運の要所として栄え、町中には水路が張り巡らされ、独自の景観を形成しています。これらは2018年に『最上川上流域における長井の町場景観』として国から重要文化的景観に選定されており、旧丸大扇屋をはじめとする重要な構成要素を通じて、水と人との暮らしの関係を今に伝えています。長井市名誉市民でもある彫刻家の長沼孝三は、この豊かな自然風土によって育まれる人間性を「長井の心」呼び、次世代を担う世界の宝だと称えました。
長井市ウェブサイト:https://www.city.nagai.yamagata.jp/
アルカディア観光局ウェブサイト:https://kankou-nagai.jp/